アルバイトのストレス-原因、診断(チェック)、対処法や解消法

アルバイトをしていて続けるのにもっとも厄介な障害ってなにかわかりますか?
ストレスです。
まあアルバイトだけではないですけどね。ストレスさえなければいつまででも働けますよね。ストレスはしばらく我慢していれば消えてしまうようなものでもありません。
我慢すればするほど蓄積してしまうんですよね。

堅苦しい言葉になるけど。現代ってストレスが多すぎると思います。
まじめな人ほどストレスに耐えようとして心身の健康を崩してしまいます。
今回はアルバイトとストレスの関係について書いていきましょう。ストレスとの付き合い方。また逃げ方も大事だと思います。
ストレスはアルバイトに特有なわけではない
何をするにもストレスはあります。
ダイエット、大変じゃないですか?
ウォーキングに行くのも苦痛だしジョギングなんてもっと苦痛です。(慣れると苦痛ではないですが)
また食事を制限するのも苦痛ですよね。山登りだって苦痛です。息ができなくなりますしもう一歩も歩きたくないと思うこともあるでしょう。
溜まるストレスと溜まらないストレス
学生時代に100kmハイクというのをやったことがあります。余裕だと思っていましたが早く歩こうとして歩き方を間違えたのか30km地点で早くも足が痛くなってしまいました。その後の70kmは地獄でした、しかし私はやると決めたら絶対にやり通すタイプです。まじめなのです。だからストレスを溜めつつ歩き続けました。痛みで頭がおかしくなるかともいましたが無事歩ききりました。
あれだけ苦痛だった歩くストレスも1版寝たら消えてしまいます。100kmハイクのきつかった思い出も今では達成感とともに思い出します。苦しくても今ここに書いているくらいなので思い出したくないつらい思いでにはなっていないのです。
一方100kmハイクが楽しかった思い出かと言うとそうではありません。当時大学に入学したばかりで周りのともなじめず孤独を感じながら歩き続けたのです。その苦々しい思いは未だにいやな思い出として残っています。
このように、肉体的なストレスは余り堪らずに消えてしまうのに対し、精神的なストレスはずっと心に残るのです。
このことを頭に入れて読み進めて下さい。
ストレスの原因
ストレスには様々な原因があります。その原因を知ることで対処するすべを得ることが出来ます。
そのストレスが溜まっていって解消しない性質のものなのかそれほど溜まらないものなのかも重要ですね。
シフトが多すぎる

バイトあるあるですが店長が「シフト決めるから休み教えて」とか言われて、特に予定がないので全部空きにしたら週4のはずが週6で入れられてたとかw
そんなこんなで自分の限界を越えたシフトを入れられて心身ともに疲れ果ててしまうというのはありがちなことです。
過労によるストレスですね。度を超えると倒れてしまいます。特に今は人手不足ですから過大な負担を負うことになりかねません。
客層が悪い
やたらクレームを言う客っていますよね。そういう客ばかりだとかなりのストレスになります。例えばクレーム対応の部署などは自分は悪くないのに一日中謝り続けたりかなりのストレスでしょう。店舗でもクレームを受けることはあります。
また態度の悪い客も結構います。最悪なのがコンビニでわざと転がるように高いところからお金をチャリーンて落とす客とかいるみたいですね。殴りたくなるレベルの客も中にはいるようです。
店長がコミュニケーション不可能
店長のコミュニケーション能力が著しく低い場合も問題があります。私が昔バイトをしていた時も一番のストレスははっきり言って店長でした。他のバイトへの不満などの仲介役が本来なら店長ですが店長の能力が低いとさぼっているバイトが野放しになったりして他のバイトが不満を溜めることになります。
同僚との不仲
同僚に性格の悪い人間がいると関係がギスギスしてしまいます。不仲で口も聞かないような状態が続くとかなりのストレスです。
私は昔大きな職場にいましたからわかりますがアルバイトがたくさんいると派閥ができたりして険悪なムードが漂ったりします。そういう中にいるとストレスが溜まってしまいますよね。
合わない業務内容
自分に合っていない仕事ならするだけでストレスが溜まってしまいます。
働いている時自然と無表情になっていませんか?死んだように低いテンションで仕事をしている人がいますが根本的に仕事内容が合っていないかもしれません。
どのような業務内容が合っているかの基準は後で書きますが、例えばそもそも人と会う仕事が向いてないなどもあります。
時給が上がらない
私がいた会社は某大手企業で過去に倒産して買収された会社の親会社ですがそこから倒産したほうに出向したことがあります。恐ろしいことにそこでは全く使えない人材に1800円とか過大な給料が支払われていました。逆平等です。しかしこれは上がるからまだいいでしょう。
いつまで働いても時給800円とか900円の職場にいるのは全く無駄です。普通アルバイトは働いていくうちに時給が上がっていくものです。少しでも昇給があるアルバイトを見つけましょう。
時給が上がらないというのもかなりのストレスです。人間お金を貰えれば耐えられる部分もありますからね。
これらの特徴があるアルバイトは精神的につらいアルバイトとも言えます。次の記事も参考になりますので読んでみて下さい。
アルバイトがつらい、しんどい-もう嫌だとやめたくなったら
アルバイトでクレーム受けるとほんと凹む-対応とおすすめバイト
バイト先の嫌なヤツがうざすぎる!嫌な先輩、社員とどう付き合うのか
アルバイトに行きたくない・辞めたい理由や憂鬱な時すべきこと
ストレスの症状や徴候、ストレス診断(ストレスチェック)
一体どういう状態ならストレスがたまっていると言えるのか次のような上場が出たら注意が必要です。
吐き気
ストレスによる吐き気は典型的な症状です。私もかつてストレスによって始終吐き気に襲われている時期がありました。吐き気があるようならストレスをかなり溜め込んでいる状態だと思います。また周りに理解してくれる人もいない状況かもしれません。吐き気はストレスに押しつぶされそうな時におこるのだと思います。ストレスのほか緊張で押しつぶされそうな時にも吐き気を感じることがあります。
不眠、眠れない
ストレスによる緊張や気分の落ち込みで眠れないとしたらかなりのストレスが溜まっている状態です。人間は睡眠によりストレスをリセットしている部分もありますから睡眠できないということはどんどん解消できないストレスが溜まっていくことを意味します。いずれ耐えきれなくなるのは明白でしょう。早急に原因の解決が必要だと思います。
これ以外にもさらに進むと顔面神経痛などひどい症状になることもあります。憂鬱な気分などもストレスによる鬱症状の一つでしょう。なるべく早く気づいて対照することが大事です。
ストレスの対処法
アルバイトのストレスがどうしようもなくなる前にストレスに対処する必要がありそうです。余計なお世話かもしれませんがストレスの対処法を挙げておきましょう。

この記事を読んだということは相当ストレスが溜まっている状態に違いありません。あまりストレスが溜まる前に対処するようにしましょう。
運動をする
ストレス解消に一番いいのは運動です。運動をすると体に負荷がかかりある意味ストレスですが終わったあとは溜まっていたストレスを少し軽減してくれます。
ストレスを溜め込まないよう運動する時間を作りましょう。
趣味を持つ
時にはキャンプをしたり山登りをしたり趣味に時間を使いましょう。私もなかなか出来ませんがゆったりした時間を持つことも時には大切です。
趣味はアウトドアだけとは限りません。旅をしたり温泉に入ったり好きな本を読むとかゆったりした時間を過ごしてみていかがでしょうか。
ストレッチをする
ストレッチをして体をほぐしすとストレスがある程度緩和されます。ストレスによる緊張もストレス耐性を弱める原因です。
ゆったりお湯に使ってのんびりとしたらストレッチを行って体を伸ばしてあげましょう。
リラックスする
自分なりのリラックス法を身につけるのもおすすめです。
身につけるには長い時間が掛かりそうですが(私も出来るとはいえませんが)身につけることが出来れば人生そのものの役に立ちそうです。
いくつか挙げておきますので調べてみて下さい。
- システマ
- 自律訓練法
- ヨガ
- 瞑想
- 座禅
こういった訓練をすることでストレスに強くなることができそうです。
真面目な人ほどストレスに耐えてしまう

ストレスを抱え笑うことができなくなってしまっているあなたが目に浮かびます。
真面目な人ほどストレスを抱を溜め込みやすいものです。
真面目な人って身体的な感覚よりも頭の方が優先してしまうんですよね。私もそうです。身体的な感覚を優先する人はストレスが溜まると「アー」て叫んだりしますし反射的にストレスから逃げる行動を取るんですよね。ある意味ダメ人間のほうがストレスに強いのです。というよりストレスから逃げるうまさをもっています。
一方ストレスから逃げずに立ち向かおうとする人は知らず知らずのうちに許容量以上のストレスを抱え込んでしまいます。
その結果が鬱だったり色々な神経症につながると思うんですよね。

いちばん大事なのはあなた自信の命や心身の健康ですし、目先のことでなくより長期にわたるモチベーションです。
自分がストレスを溜め込みすぎていないか今一度振り返ってみましょう。時々じっくりと見直してみることが大事です。ストレスは目に見えないものなのです。
ストレスから逃げるべき時
この記事を書いていて陰鬱な記事だなあと思ってしまいます笑
だってストレスを抱えてつらい環境ってありありと思い浮かべることが出来るんですから。私もどの職場にいてもずっと強いストレスにさらされていました。
日本の企業って世界に比べてもおそらく異常だおともいます。際限ないサービス残業なんて未だにあちこちの業界で行われています。
アルバイトは時給ですからそういった心配は少ないかもしれません。しかしサービス残業してほしい無言のプレッシャーもあるかもしれません。
真面目な方はアルバイトでもやめずに責任を旗さんばければならないと思ってしまいがちですが意外とそうではありません。次のことを頭に入れておいて下さい。
- 自分がいないと回らないというのは間違い
- アルバイトがそこまでの責任をもつ必要はない
よくありがちなのが今現在負担の多い環境で返って自分の存在意義を感じてしまう場合です。自分がやめたら回らないという考えは確かに自尊心を満たしてくれます。しかし実際にはやめればやめたで誰かが代わりになって回ってしまうものです。必要以上に背負うのはやめておきましょう。
また、終身雇用でもなく退職金もでないアルバイトの立場で企業に必要以上の忠誠心を保つ必要はありません。忠誠心や責任感などよりアルバイトの立場では自分に有利な環境にどんどん移っていく身軽さの方が大事です。
このようなことを認識し、過度のストレスがかかっていると感じたら早めにやめて他の環境に移りましょう。
すこし触れましたが人と接するのが苦手なら人と接しない仕事をするのもおすすめです。あまりにも人間関係が悪い職場なら別の環境に変えてしまったほうがいいです。人材不足ですからこれを気に転職活動をするのも良いでしょう。
ストレスと上手く付き合うのも大事ですが時には逃げてしまうこともひとつの向き合い方です。アルバイトを変えるなら次のサイトがおすすめです。
本当につらくてやめたくなったら無理しないでやめてしまってもいいんです。
逃げ出す勇気も必要だと私は思っています。