【例文あり】アルバイトの志望動機の良い書き方と納得させる理由付け
こんにちは。わがままワーカー自由シフトです。 人生を自由なシフトで楽しく乗り切りたいと思います。さてこれからアルバイトの面接を受けようとするかたはなんとしても受かりたいと思って必死ですよね。当然です。だって面接って嫌じゃないですか。緊張するし、なんだか選別されているような気分だし。落ちたら否定された気がしますしね。でも大丈夫。ア

こんにちは。わがままワーカー@自由シフトです。
人生を自由なシフトで楽しく乗り切りたいと思います。さてこれからアルバイトの面接を受けようとするかたはなんとしても受かりたいと思って必死ですよね。当然です。だって面接って嫌じゃないですか。緊張するし、なんだか選別されているような気分だし。落ちたら否定された気がしますしね。
でも大丈夫。アルバイトって継続して面接していれば必ず受かりますよ。何故なら辞める人がいるから。さらには有効求人倍率を見ても今は完全な人手不足です。
だから否定されているなどと思わず気を楽に持って本当に働きたいバイトを選ぶようにしましょう。数回落ちたからって行きたくないバイトに行かないほうがいいと思いますよ。
やりたいアルバイトに受かるために面接官を納得させる志望動機を書くようにしましょう。そのためにはアルバイトに志望動機を聞いて採用する側は何を知りたいのかについて学ぶことです。幸い私はアルバイトを採用していた経験があります。
さて、志望動機を書く時気になるのは「こんなことを書いて大丈夫なのか、こんなことは書かないほうがいいのではないか」ということでしょう。まずはNGがあるのか考えてみます。
アルバイトの志望動機にNGはあるのか
志望動機にNGがあると言われることがよくあります。しかしアルバイトの面接対策でも書きましたがNGを気にしすぎてありきたりな嘘をつくのがもっとも悪いことです。大体面接官なんてお決まりの文句しか聞いてないんですから同じことを聞いた時に考えることなんで嘘をついているかどうかくらいしかありませんよ笑
ではNGというのは何故駄目だと言われるのでしょうか。
NGにされやすいワードは人間の本性に根ざしたもの
例えば次のようなワード(価値観)を考えてみて下さい。
・通勤時間が長いのは嫌だ(通勤がめんどくさい)
・楽して稼ぎたい
・シフトに縛られたくない
・無駄な仕事をしたくない
まだまだあるかもしれません。でもこういった価値観は本当に駄目なのでしょうか。
そんな事はありません。
誰でも思っていますよ笑
でもこのまま言ったらふざけたやつだと思われても仕方ありません。
これを満たせるのが志望動機でも働く理由でもいいのですが、相手を納得させる必要があります。
例えば、金儲けしたいと言うと金に汚いような印象を与えますが次のような理由だったらどうでしょう?
「一人娘が大学に進学したいといい出したのでなんとしても学費をためたい」
この理由を非難できる人がいますか?絶対にいませんよね。つまり同じ金儲けでも目的が違えば意味合いは全く異なるということです。
これを理由付けと言います。全てのことに理由付けをする前にどういう理由を求められているかについて考えておきましょう。
アルバイトに志望動機を聞いて採用する側は何を知りたいのか
志望動機なんていつも聞いてて飽きませんか?たまには別のことを聞いたらどうです?
私はそう思ってしまいますがそうは行かないようです笑
採用する側にとっては働く理由ってこの上なく重要なことなんですね。何故なら理由を聞けば次のようなことがわかるからです。
・長く働けるか
・真面目に働くか
・熱意を持って仕事に取り組めるか
・寝坊しないか
・欠勤しないか
・不正を行わないか
・人間関係は円滑にできるか
採用側はどのような人間に働いて欲しいか
上の箇条書きをまとめると、責任感のあるまともな人間で真面目に働いてくれる人に人間関係の調和を保ちつつ長く働いて欲しいということです。
採用にも費用がかかるので長く働ける真面目な人を雇った方が良いに決まっていますよね。あるいは必要な人員が一定せず必要な時に必要な人数を集めたいという需要もあるかもしれません。そういった場合は短期バイトということになるでしょう。短期バイトの場合志望動機についてそこまでつきつめる必要はありません。志望動機を詳しく聞きたがるのはある程度の長期の勤務を期待している場合です。
社会的責任(または責任感)
採用する側は無責任な行動を取る人は雇いたくありません。寝坊されれば人で不足に陥って他の人にしわ寄せが来ますし、欠勤されればそれが半日に及びます。またなかには悪い人もいてレジからお金を抜いたりするかもしれません。(ちなみに私の職場で実際にアルバイトの方がそれで警察に捕まりました。)そういったトラブルを避けるためには社会的責任を全うできる責任感の強い人が求められます。
仕事に対する態度
採用する側はまじめに一生懸命働いてくれる方がいいに決まっています。
いい加減に時間を潰すような働き方をされてはたまったもんじゃありません。勤務時間中しっかりと真面目に仕事をこなしてくれる人じゃないと困るのです。
他のスタッフとうまく付き合えるか(協調性)
いくら仕事ができても他のスタッフとうまくやれず職場の雰囲気が悪くなったりしては困ります。ある程度人間関係をうまくやれる人を求めるでしょう。
実際には問題だらけの場合が多そうですが少なくとも採用の時点でうまくいかないとわかっている人を取るわけがないでしょう。
こういったポイントを満たした上で長く勤められる人を採用したいと思っているわけです。
これがわかれば志望動機の理由付けをどうすればいいかわかるはずです。
アルバイトの志望動機で採用担当者を納得させるポイント
採用側が知りたいポイントは次のようなものでした。
・仕事に対する態度
・責任感
・スタッフとの調和
・長く勤められる
それなら志望動機でそれを納得させればいいのです。
つまり採用担当者を納得させるには、志望動機が上に挙げたものを満たすと証明するもっともな理由があればいいのです。
先程はわざと悪い言葉を使いましたが今度は普通の言葉で見ていきましょう。
家から近いから、長く通える
はっきり言ってみんな無駄に長い通勤時間をかけるのは嫌なわけです。
しかし「近いから」と言ってはいけませんよ。それでは理由として弱すぎます。近ければ他でもいいのかと思われてしまいます。近いとどんなメリットがあるのか。それはやはり通いやすいということです。通いやすければ長く務めることが可能になるでしょう。これなら納得というものです。採用担当者は長く勤められる人も求めているのですから。
例文
「御社は学校の通勤経路でもあるのでよく見かけていて雰囲気の良いお店だなと思って見ていました。家から学校の途中なので近いし通いやすいです。
雰囲気が良く通いやすい職場なので長く働けると思います。学校もまだ4年間あるのでじっくりと腰を落ち着けて長く働ける職場で働きたいと思っております。頑張りますのでよろしくお願いいたします。」
お金を稼ぎたいから、つらくても頑張れる
なんで当社で働きたいのですか?と聞かれて「稼ぎたいから」ですと答えては「それはみんなそうですよ」と言われてしまいます。採用担当者はあなたにだけ稼いで欲しいわけではありません。条件に合う誰でも良いのです。
しかしお金を稼がなければならない明確な理由があれば、あなたの稼ぎたいという志望動機は辛い仕事でも続ける理由があると見なすことが出来ます。どうしても働かなければならない理由があるなら簡単にはやめませんよね。やめられないならいい加減な態度は取りづらいでしょうし、真面目に働くのではないかと想像できます。
同じお金を稼ぎたいでもちゃんとした理由があればあなたがしっかりとした人間であると見なす理由になると言うことです。NGワードなど基本的にはないと分かりますね。説明できればいいのです。
例文
「今年で17歳になる一人娘が突然大学に行きたいと言い始めました。私は高校で十分だと思っていて学費を準備したりはしておりませんでした。しかし私自身が高校卒で苦労したこともあり、娘が大学に行きたいというならなんとしても行かせてやりたいと思います。そのために出来るだけフルタイムで長期間働ける職場を望んでおります。一生懸命働きますのでよろしくお願いいたします。」
将来のために経験を積みたいから 一生懸命学ぶ
例えばあなたが学生で将来大手の電機メーカーで働きたいと思っていたとします。そんな時街の電気屋さんで働けば少しは将来の役に立つかも知れないと考えました。街には電気屋さんは一つしかないのでどうしても受かりたい。そんな時どうするのか。
例文
「僕は将来〇〇電機で働きたいと思っています。それが無理でも同業他社に行くつもりです。そのため(街の電気屋さんである)御社での経験が将来役立つと思いました。将来のためになれば頑張れると思います。採用していただけたら一生懸命頑張らせていただきます。」
電気屋さんの面接や履歴書でこんな志望動機だったらいかがですか?
本当に一生懸命に働いてくれそうだと思うのではないでしょうか。少なくとも全然理由がない他のアルバイトよりいいに決まっています。私が採用担当者なら即採用することでしょう。人を育てるのもやりがいのあることですからね。(それが採用担当者の気持ちでもあります)
他に理由がなくてもあなたが一生懸命学ぶ姿勢を示せばそれは大変説得力のある志望動機になることでしょう。
人と関わるのが好きだから 仕事が苦にならない
採用担当者は円満な関係を作れる人がいいとも思っています。
もしあなたにそのアルバイトを志望する強い理由がなかったとしても、人と関わるのが好きというだけでアピールすることが出来ます。好きこそものの上手なれというわけです。
接客業であればお客さんと丁寧に接してくれそうだと思いますし、スタッフとも仲良くやってくれそうです。例え仕事がそこまで出来なそうでも、あなたを採用する十分な理由になるはずです。
例文
「私は人と接するのが好きです。人懐っこいねとよく言われます。実はそれくらいしか取り柄がないのですが…。しかし人と接するのが好きということにかけては誰にも負けない自信があります。お客様に笑顔で接することが出来ると思います。すでに雰囲気が良い御社ではございますが、ちょっとでも明るい職場に出来たら思います。よろしければお願いいたします。」
アルバイトの志望動機は理由付けが出来るかがポイント
今まで見てきたことをまとめると志望動機はあなたが素直に思ったことでいいわけですが、それを相手に納得させる理由や背景が重要です。
その理由や背景が「採用者が求めていること」を満たすことが出来れば良い志望動機になるということです。
履歴書でも面接でも同様に使えます。
志望動機は無難な嘘よりも素直で正直なもの方が相手に伝わるのです。
あなたが素直に感じることが、相手にとって採用するにふさわしい人間だとわかるような形で伝わることが重要です。例文も参考にして自由に志望動機を書いてみてくださいね。書き方は無限にあるはずです。
アルバイトの面接対策については次の記事を御覧ください。